音楽プログラミングの超入門(仮)

Python / 音楽情報処理 初心者が、初心者にも分かるような記事を書きたい。

【Python】 高速な Constant-Q 変換 (with FFT)

関連記事

Constant-Q 変換が遅い件

上記の記事で、音響信号を対数周波数スペクトログラムに変換する Constant-Q 変換を扱いました。実装もしましたが、for 文をひたすら回すので、計算にとても時間がかかりました。
 そこで、今回はこれを高速化するという試みです。具体的には以下の論文のアルゴリズムを実装します。
    Judith C. Brown and Miller S. Puckette: An efficient algorithm for the calculation of a constant Q transform, J. Acoust. Soc. Am., 92(5):2698–2701, 1992.

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TSUTAYA のネットレンタルが1ヶ月無料なので登録した

TSUTAYA DISCAS 無料お試しキャンペーン

概要

TSUTAYA のネット宅配レンタルサービスである TSUTAYA DISCAS (ツタヤディスカス)が無料お試しキャンペーンをやっていたので、お試ししてみました。

TSUTAYA DISCAS ツタヤのネット宅配レンタル|ツタヤ ディスカス 無料お試し実施中

申し込んでから1ヶ月間、(新作以外の)映画借り放題というキャンペーンです。
(最初の8本まで準新作もOKで、それ以降は旧作のみだそうです。)

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【Python】 大聖堂の響きを再現!! : インパルス応答の畳み込み

導入:インパルス応答と残響

インパルス応答(英: Impulse response)とは、インパルスと呼ばれる非常に短い信号を入力したときのシステムの出力である。インパルス反応、重み関数 (weighting function) とも。インパルスとは、時間的幅が無限小で高さが無限大のパルスである。実際のシステムではこのような信号は生成できないが、理想化としては有益な概念である。

http://ja.wikipedia.org/wiki/インパルス応答

(^^;)< ちょっと何言ってるか分かんないです。

と感じた人も少なからずいるのではないでしょうか?

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【Python】 ぬるぬる動くスペクトルアナライザを作ろう!!

導入

スペクトルアナライザ

スペクトルアナライザというものを知っているでしょうか?かなり色々あると思いますが、ここでは単純に入力された音のスペクトルをリアルタイムで表示するシステムを考えます。Windows Media Player のエフェクトにもそれっぽいものがありますね(下図)。
f:id:yukara_13:20131204144931j:plain

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【Python】 Constant-Q 変換 (対数周波数スペクトログラム)

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導入:対数周波数スペクトログラム

Pythonで短時間フーリエ変換(STFT)と逆変換 - 音楽プログラミングの超入門(仮)

上記の記事で,音響信号を周波数スペクトルの時間変化を表すスペクトログラムに変換する短時間フーリエ変換を扱いました.簡単にアルゴリズムを復習すると,音響信号を一定の幅で切り取ってフーリエ変換するという処理を少しずつずらして行っていくことでスペクトログラムを得ていました.

 ここで,音響信号を一定の幅で切り取ってフーリエ変換するということについて少し考えてみましょう.切り取られた信号が以下のようなものであることを考えます.

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機械学習用Pythonライブラリ: mlpy

mlpy って?

mlpy - Machine Learning Python

機械学習アルゴリズムを扱うPythonライブラリで、主成分分析・サポートベクターマシン・重回帰分析などの基本的なものから、Dynamic Time Warping など色々と揃っています.
自分はまだ一度も使ったことがありませんが、いつか遊ぼうと思ってインストールだけしてみたので、その手順をのせておきます.

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